水を飲んでも太るって?!
友人のお母さま、
「私、お水飲んでも太るのよね」
ご持参の500mlペットボトルの、残り少ない水を見つめて
ため息交じりにおっしゃいました。
制限しているのが見て取れます。
がっしり、しっかりした、
食べっぷりのよい筋肉質の女性です。
ここでいう「太る」っていうのは、体重が増える、あるいは減らない、
肌がむくむ、膨らむなど、増えてしまう「手ごたえ」を
感じることだと思います。
少々お水を控えたとしても、体重の変化が
大きく変わるほどには
通常、至らないですよね。
人体の水分量は、一定を保っているのですから。
それよりももっと大事なこと、
その奥に隠された、生体を維持する機能が心配です。
たかが水、されど水。
こういう方へのアドバイスですが、
まずは日常の食生活をお尋ねします。
「大好きなお料理は何ですか?」
みなさん和食、洋食、中華料理なんでも大好きで、
それに腹いっぱい食べることを
楽しみにしていらっしゃる。
和食って、シンプル&ヘルシーなイメージが強いですよね(^.^)!
でも、実際お料理作るとなると、
お出汁を丁寧にとっても、
お塩で〆て、はじめて昆布なり
カツオ節なりが活かされるわけで、
出汁だけではただのまずい漬け汁ですから。(;^_^
お塩もお醤油も天然旨味調味料です!
お口が美味しい!と感じるまでには
どれほどの塩分を投入していることでしょう。
まさに、旨いものにはワケがある… のです。
洋食は意外と塩分は少な目で済みますよね~
ミルクとバターのコラボ!
美しいハーモニーで、
クリーミーにごまかすことが可能なので。
それでもって、美味しい♡
中華料理も減塩は気になりません。意外~(^.^)
激辛香辛料などという強い味方(!)と、
ゴマ油の相乗効果のおかげですね~
濃い味付けがお好きな方は、たいてい
お水の摂取量が多いです。
うす味に慣れた食生活の方の、倍かそれ以上
の水分を日常的に摂取されます。
体は摂取した塩分を薄めようとして
お水を要求している(生理現象ですね)
のですから
ここで水分を制限するのはとてもキケンです!!
今日の結論
「お水を飲んでも太る」方の
食生活に寄り添いましょう。
「腹いっぱい食べることの体へのリスク」を
冷静に考えて調味料を減塩品に変えるか。
持論ですが、
「糖尿病」これも腹いっぱい病ではないか、と。